自己成長マニュアル〜自己投資〜

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「煩悩とは?」

今回は「歎異抄」(タンイショウ)の第九条の内容をお伝えさせて頂きます。

 

歎異抄とは鎌倉時代に書かれた日本の仏教書になります。


内容を要約すると極楽に行ける条件はと良いことをするのではなく、ただ念仏を唱えるだけで良いと書いてあります。

 

これは親鸞と弟子の唯円の会話から始まります。

唯円「念仏を唱えるだけで極楽へいけるの言われても信じられません。」

 

そして親鸞は答えます。

「私も信じられないんだ」

親鸞は続けます。

 

「でも人間は煩悩まみれだからこそ念仏を唱え信じようとする気持ちになれば幸せになれる」と。

 

人間には必ず煩悩があります。

煩悩とは現実と自分の考えていることが一致していないことです。

 

そんなとき

「今さえ良ければ良い」

「怒り」

「考えてもわからないことを考えたり」

そのようなことを考えます。


これが人間の三大煩悩(三毒)だそうです。

 

このような煩悩まみれの人間だからこそ信じれば幸せになれると親鸞は言いました。

 

では信じるとはどうするのか??

それは自分で自分を信じること。

 

「私はこれでいいのだ」と思うこと。

これが究極の自己肯定感です。

 

他人ではなく自分で自分の今の状態を認め受け入れること。

 

これが幸せの第一歩だと言います。

 

自己肯定感がないと、どんなにお金を持っていても人脈を持っていても、仲間がいても幸せになれません。

 

自分を認めるためには自分が安心できる環境にいることが重要です。

 

一番簡単な方法は他者からの承認です。


他人に認められる事は安心につながります。

 

しかし、それでは相手が承認してくれなくなった時は??

 

そんな時に必要なのが。

自分で自分を承認すること。
自分を信じること。

なのです。

 

「これで良い」は未来に進む言葉なのです。

一方で似た言葉があります。

 

「このままで良い」
これは未来のことを考えていない言葉になります。

 

人間は変わり続けます。1秒前の自分をから変わっています。

 

歳をとっています。

 

なので、これから先どうするか。

 

ここからがポイントです。

人間には煩悩と欲求があります。

 

欲求とは「〜したい」という思いです。
欲求には陰陽があると言われています。

 


「〜したい」

「〜したくない」

 

「〜したい」「〜したくない」を明確に認識していますか?

 

したいことが出来れば幸せになり、したくないことをすれば嫌な気持ちになります。

 

まずは自分が感覚でなく意識的になにがしたいのかが認識できれば幸せは自分でつかみ取れると言います。 

 

しかし人生したいこただけして生きていけません。

 

そんなときどうするか。

したくないことを「好き」になれる自分をつくるです。

 

例えば資格試験を受ける時に嫌々勉強していたら受験の日まで嫌な思いをします。


でも、勉強している自分が好きになればその間が楽しくなります。

 

「好き」がたくさんある日常は豊かである。

 

嫌いなことはせずに好きを増やす事をするだけで人生は豊かになります。

好きになる力を身に付けていきたいですね。